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2022年02月24日 12:56
こんにちは、ENGI MAG編集部フランス在住ライターのゆうきです。
みなさんはおうち時間、何をして過ごしていますか?
私はコロナで外出を控えるようになってから、ボードゲームにはまっております!
という訳で、本日はお子さんとも遊べる『おばけキャッチ2(Geistesblitz2.0/Ghost Blitz2.0)』というゲームをご紹介します。
ルールはとっても簡単、でも勝つのは意外と難しい?! そんなゲームです♪
『おばけキャッチ』はドイツで発売されたゲーム。
対象年齢は8歳以上、最高8人まで一緒にプレイすることができます。
今回ご紹介するのは『おばけキャッチ2』、新しいバージョンです◎
このゲームには、以下のようなストーリー設定があります。
小さくてオシャレなゴーステス(ghostess・女のお化け)が、幽霊屋敷にやってきます。
フランクリンが地下室で忙しくしている間、彼女は彼の古いカメラを盗み、バスルームに隠れます。彼女お気に入りのアイテムたちと、不思議なカエルの写真を撮るためです。
しかし、写真の色がなんだか変!彼女はすっかり元のアイテムが分からなくなってしまいました。
正しいアイテムをゴーステスに見つけてあげましょう。より早く見つけた者ほど、ゲームの勝者に近づきます。
5つのコマ(青いブラシ、灰色のバスタブ、赤いタオル、白いおばけ、緑のカエル)と、コマのモチーフが2つずつ描かれたカード(計60枚)を使ってプレイします。
ルールは簡単。
コマと伏せた山札を並べ、1枚カードをめくります。
相手より先にそのカードに描かれているコマ、もしくは描かれていないコマを取る、というゲームです。
相手より先に正解のコマを取ると、該当のカードを獲得できます。
山札が全てなくなったらゲーム終了、最終的にカードをよりたくさん獲得したプレイヤー(多く正解したプレイヤー)が勝ちとなります。
以下に、例を交えてもう少し詳しく説明していきます!
まず、1枚カードをめくります。
カードに描かれているのは白いカエルと灰色のバスタブ。
次に5つのコマを見ていきましょう。
コマの中にカードのモチーフと合致する「灰色のバスタブ」があるので、そのコマを素早く取ります。
相手より先に正解のコマを取れたら、このカードを獲得することができます。
(同時にコマを触った場合はじゃんけんで勝ったほうがカードを獲得できます。)
次のカードを、前のカードを獲得したプレイヤーが、めくります。
カードに描かれているのは青いおばけと赤いバスタブ。
コマを見ます。
コマの中に「青いおばけ」も「赤いバスタブ」もありません。
この場合、色もモチーフも、カードと合致しないコマを選び、素早く取ります。
今回の場合だと、緑もカエルもカードに描かれていないので、緑のカエルのコマを取るのが正解です。
もう1回見ていきましょう。カードをめくります。
カードのモチーフは白いブラシと緑のタオル。
さて、一緒に考えてみてください。
どのコマを取るのが正解でしょうか?
そう、正解は色もモチーフも、カードと合致しない、灰色のバスタブです!
ちなみに、誤ったモチーフを取ってしまった場合などは、お手つきとして、獲得済みのカードを正解したプレイヤーにあげなければいけません。
もし複数プレイヤーが同時にお手つきをした場合は、カードは山の適当な場所へ戻し、お手つきをしたプレイヤーから獲得済みのカードを1枚ずつ集めて中央にまとめ、次の勝者が全てもらいます。
ルールは簡単ですが、瞬間的に判断してコマを取らなければいけないので、勝つのはなかなか難しいゲームだと思います。
このゲームには上記ルールに加え、ゲームをより複雑に楽しめる追加ルールがあるのでご紹介していきます。
追加ルールは全部で3つ、基本ルールにひとつだけ追加しても、全部追加してもOKです◎
それでは早速、ご紹介していきます。
上記ルールに加え、もしカードにカエルが描かれていたら、コマを取るのではなく、コマの名前を言います。
例えば以下の場合。
カードには白いカエルと青いタオルが描かれています。
色もモチーフも合致しない灰色のバスタブが正解なので、「バスタブ」とより早く言った人がカードを獲得できます。
コマを取ってしまった場合はお手つきとなります。
もしカードにカエルと、色と対象がコマと合致するモチーフが描かれていたら、
コマの名前を他言語で言います。
例えば以下の場合。
カードには赤いカエルと白いおばけが描かれています。
色とモチーフが合致する白いおばけが正解なので、「ゴーステス(ghostess)」などと、他言語(英語など)でより早く言った人がカードを獲得できます。
難易度というよりある程度知識が必要なので、お子さまには不向きのルールかもしれません。
もしカードにタオルが描かれている場合、タオルの色のコマを取りましょう。
以下の場合。
カードに青いタオルが描かれているので、「青いブラシ」のコマを取るのが正解です。
ただし、タオルと一緒にカエルが描かれている場合は、上記①の「しゃべるかえる」ルールが適応になるので、コマの名前を言いましょう。(この場合は「青いブラシ」と言うのが正解)
以上、追加ルールを3つご紹介しました。
ルールを追加していくと、だんだん混乱してきませんか?
それがこのゲームの面白いところです!
それでは最後に、上記すべてのルールを適用するという前提で、以下の正解を考えてみてください♪
さて、どうでしょう? 何をするのが正解でしょうか?
今回の場合、カエルが描かれていて、色とモチーフが合致しているので、追加ルール②が適応になります。
そのため、「フロッグ(frog)」などと他言語で正解を言ったアナタ、正解です!
どうですか?正解できましたか?
追加ルールはお好きな組み合わせで追加して、楽しんでみてくださいね◎
以上、ボードゲーム「おばけキャッチ2」の遊び方をご紹介しました。
ちなみに、「おばけキャッチ1」と「おばけキャッチ2」はコマとカードが違うだけなので、合わせて遊ぶこともできます◎
▼こちらは「おばけキャッチ1」です
脳トレ感覚で楽しめるこちらのゲーム、ぜひプレイしてみてください!
執筆・撮影:ゆうき