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2020年12月21日 23:46
こんにちは、ENGI MAG編集部です!
さてやってまいりました『新型コロナ禍でビジネスホテルの朝食はどうなった?』シリーズ第3弾『ダイワロイネットホテル仙台一番町』編ー!!
特にこちらのホテルが楽しみだった筆者。
それにはいくつかの理由があるのですが、まず大和ハウスグループのホテルである点。ハウジング事業や都市型ホテルなどを手掛けているグループなので、細部までこだわられている可能性が高く、失敗しなそうな安心感がある。
加えて、仙台随一の飲み屋街・歓楽街といえば国分町というエリアなのですが、Yahoo!トラベルで国分町・広瀬通付近のホテルではぶっちぎりで評価・レビューが良かったのです。
仙台駅付近だと同程度かそれ以上の評価のホテルもあるのですが、国分町エリアではダントツの評価。5段階中3点台のホテルが多い中、『ダイワロイネットホテル仙台一番町』は4.42(2020/12/21時点)と群を抜いて高い。仙台駅周辺でしか食事をしない場合は更に評価の高いホテルを選ぶ選択肢もありますが、食事をすることを考えるとどうしても国分町に歩いていけるホテルの方が嬉しいんですよね。
ちなみに以前同シリーズでご紹介した『三井ガーデンホテル仙台』も文句なしのかなり良いホテルでしたが、それでも4.23という評価なのでそれを超える評価というのは期待せざるを得ません。
『新型コロナ禍でビジネスホテルの朝食はどうなった?』シリーズは、新型コロナの影響で朝食の提供内容がどうなったかをご紹介するシリーズですが、10月1日よりビュッフェスタイルでの提供を再開しているので、結論から言うと朝食に大きな変更はなし(無論新型コロナ対策はされております)ということになるかと思います。初めての宿泊で以前のビュッフェがどうだったかわからないので、もしかすると提供できなくなったメニューもあるかもしれませんが、少なくともビュッフェを楽しめる状態にはあります。
また、朝食の情報以外にも、アクセス情報や室内、アメニティのご紹介などもしますので是非ご覧ください!
目次
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町4丁目2−2
『ダイワロイネットホテル仙台一番町』公式情報によりますと、市営地下鉄南北線「広瀬通駅」西5番出口より徒歩約1分とのことです。
(国分町に行く方にとっては)アクセスの利便性は文句なしです。お車の場合も、ホテル敷地内に立体型タワーパーキングがあるので、先着順ではありますが2,000円/泊・税込で駐車することもできます。
若干(相当?)出し入れに時間がかかるので少し余裕を持って動かれるといいかもしれません。
外観は撮影しませんでしたが、とても綺麗で1Fにローソンと、UGUISU 仙台茶寮というレストランがあります。
UGUISU 仙台茶寮は今回の目玉、ホテルの朝食会場ですが、ランチ、カフェ、ディナー利用もできるお店になっています。
朝食の情報の前に、ダイワロイネットホテル仙台一番町の室内やアメニティをザーッとご紹介いたします。
【禁煙】モデレートツイン2名 (ツイン)のお部屋なので、他のお部屋の場合設備等は異なると思います。では、一気に参ります!
ひとまずここまで。最後のは窓からの景色ですね。
夜だったのでそこまで綺麗に撮れていませんが、かなーり綺麗で照明の使い方もうまく、センスの良いお部屋です。一緒に宿泊した他メンバーもかなりテンションが上っておりました。
ではお手洗い、お風呂周りも一気に参ります!
いかがでしょうか、アメニティ類はほぼ全て揃っているかなという印象です。
実際「あとこれがあれば!」というものはまったくなく、歯ブラシ・くし・髭剃りもあるので、男性なら手ぶらでもいけるかな、という感覚です。
強いて言うならホテル施設に大浴場がないのはやや寂しかったですが、代わりにこれまたかわいくてお洒落なお風呂がついているので物足りなさはそこまで感じませんでした。
もう1つ付け加えると、シャンプー類はまぁホテルのシャンプーという感じでややごわつくので、気になさる方は普段使うシャンプーを持っていってもいいかもしれません。(筆者は適当なので全然OK)
あとそうだ!写真だと見えませんがシャワーが2種類あって、一般的なシャワーとレインシャワーがついています。
レインシャワーは天井についている大きい円のシャワーで、名前の通り雨のように浴びられるシャワーなのですが水圧も高くてこれがまぁ気持ちよかった。
同室の人間もめちゃくちゃ気に入っていて、「なんか普通のシャワーより身体温まる感じするよね」なんて話をしていました。
また流れ的には前後しますが、2F受付のエレベーター脇だったかな、に女性に嬉しいフェイスパックが置いてあり、受付時にコーヒー・お茶・紅茶等を自由にお持ちください、と言われたのでコーヒーを2種類持ってきました。
ホテルでフリーのフェイスパックは初めて見たかもなぁ。嬉しいですよねこういうの。
そういやどうでもいいけど受付のお姉さん綺麗だったな。
では本題の朝食の話へ参りましょう。
こちらが朝食会場『UGUISU 仙台茶寮』の朝食券です。
先述の通り10/1よりビュッフェスタイルが復活しているので、現在は概ね通常通りと言えそうですが、それ以前は例にもれず定食スタイルでの提供だったとのこと。
状況により提供内容を変更する可能性があるそうなので、ただただ収束を祈るのみです。定食形式もいいけど、やっぱりなんやかんや朝食ビュッフェって楽しいからね。
まず朝食会場(UGUISU 仙台茶寮)自体ですが、他のお客様もいらっしゃったのでお写真は撮影できていませんが、抜群にオシャレな空間でした。
カフェのような作りというか、もはやカフェで(というかカフェ利用できるみたいだし普通にカフェなのかもしれないです)、少し背もたれの高い青いソファーとコンクリート打ちっぱなしのグレーで統一され、天井も高く、飲食する空間がとても広く感じられます。
ぼーっとのんびりしたくなる、ビジホではなかなか出会えないオシャレ空間なので、是非その目で確かめていただければと思います。
なんかブッフェで取ってきたものを見られるのって裸を見られているようでやたら恥ずかしいんですが、今回筆者がチョイスしたのは主にこちらです。
筆者は納豆を食べるのが目的、みたいなところがあるので、和食中心のセレクトとなりました。
では、それぞれの実食レビューをしていきましょう!
1発目から先程の写真になかったものですが、お味噌汁です。塩分控えめ系ではありませんが出汁が効いていてほっとやすらぐ美味しさです。
ふかさ、わかめ、とろろ昆布、ネギが置いてあり、自分で作るスタイルで、筆者はふかさとわかめとネギのお味噌汁にしました。
お米は宮城のひとめぼれ。
若干水分が多くベチャっとしている感はありましたが、許容範囲です。お米自体は大変美味しいお米でしたし、やはり仙台のおかずと合う印象はありました。
筆者は食べませんでしたが、ご飯以外にもパンもかなり充実していて非常に美味しそうでした。
同席した内数名はパンもトースターで焼いて食べていて、美味しいと言っていました。
おかずの他、ご飯のお供もだいぶ充実していました。
筆者は納豆、温泉卵、とろろを選びましたが、他にも海苔だったり、お茶漬けにするための具材がかなりの種類置いてありました。
個別の写真は撮っていませんが、ナスの漬物は塩分控えめではないものの、キュッキュッとして美味しかった。
ウインナーはウインナーです。良い意味で特筆すべきことはありませんが間違いのない味です。
サバの塩焼きはやさしい塩味で身はふっくらしており、皮まで美味しかった。
ラタトゥイユは野菜の旨みがしっかり溶け出していて◎
笹かまぼこはブリンと歯ごたえもよく仙台らしさを感じられました。
唐揚げもとても美味しかったです。同席していた人間もとても気に入っておりました。ちょっと記憶が曖昧ですがしっとり系で、胸肉だったように思います。
だし巻き卵も優しい味わいで卵のコクも感じられました。だし巻き卵好きなんだよなぁ。美味しくないですか?朝食でも美味しいしお酒のアテとしても好き。
シーフードのマリネはエビとイカのマリネ、まろやかな酸味で朝にぴったりです。
せいろで蒸された海老焼売も香りもよく、ぷりっとしていて美味しかったです。
ちょうど切れていて食べられませんでしたが、小籠包も見かけました。
そして!和惣菜系がどれも絶品。
後述する写真右上の牛タンのしぐれ煮が特に秀でていましたが、その他のお惣菜も美味しかったです。
筍の煮物、きんぴらごぼうはシャキッと食感が良く、ひじきの煮物も出汁の旨味を存分に感じられる味わいでほっこりします。
和惣菜系はどれも優しい味わいで、塩分も控えめの印象なので、女性にはもちろん、ガツン!とした唐揚げなどを選びがちな男性も積極的に摂っていただきたい一品です。
で、牛タンのしぐれ煮ですよ。
これ特に美味しかった。優しい味わいなのは他の和惣菜と同様で、牛タンらしい歯ごたえも残りながら煮込まれているのでめちゃくちゃ柔らかくてご飯との相性もバッチリでした。
野菜もどれもシャキッとしていて鮮やかで、鮮度の良さを感じられました。
お豆の煮物も素材本来の甘さを感じられほっくりした食感が絶妙でした。
写真には撮っていませんが、飲み物類はコーヒー、牛乳などに加え、なんとオレンジジュース、りんごジュース、烏龍茶などがパックで提供されていました。
いわゆるビジホとは異なる位置づけのホテルだと思うので、比べて良いものか迷うところですが、ビジホの朝食でいうとパック提供は結構珍しいように思います。
もしかすると新型コロナの影響で一部パックでの提供になったのかもしれないですが、これは本当に贅沢感がありました。
最後にデザートですね。
ヨーグルトとずんだ餅、フルーツポンチ、グレープフルーツがあり、筆者は前者2つ、ヨーグルトとずんだ餅を選択しました。
ヨーグルトはわりとあっさりした味わいだったので低脂肪系かもしれません。
ずんだ餅はずんだ餡のホッコリ感は最高でお土産とも遜色ないレベルでしたが、おもちはやや硬くなっていました。
筆者たちが伺ったのが9:00過ぎと遅い時間だったので、もう少し早い時間でああれば最高の状態でいただけるのではないかと思います。
まぁでもおもちと餡を別にしてお客様自身にトースターかなにかで温めてもらうか、何かしら別の方法で提供した方が良いかなとは思いますね。
ちなみにビニール手袋が置いてあったり、これは新型コロナ対策ではなく鮮度を保つためかもしれませんが、サラダにはラップがかかっていたりして新型コロナ対策もバッチリでした。
いやーしかし綺麗だし、ご飯美味しいし、めちゃくちゃ良いホテルでした。
もう泊まりたいもん。もう泊まりたいし、もう朝食食べたい。
んーまた行けるように頑張ろう!ではまた!
▼今回宿泊したホテル
施設名 | ダイワロイネットホテル仙台一番町 |
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住所 | 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町4丁目2−2 |
交通手段 | ・JR仙台駅より徒歩約15分 ・仙台市営地下鉄南北線 仙台駅より泉中央行き乗車 広瀬通駅下車(仙台駅より約1分) 西5番出口より直進 徒歩1分 ・仙台市営地下鉄東西線 仙台駅より八木山動物公園行き乗車 青葉通一番町駅下車 北2番出口より徒歩6分 |