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2022年10月03日 16:30
こんにちは、ENGI MAG編集部の端希(はしき)です!
突然ですが皆さん、DAO(ダオ)という言葉はご存知でしょうか?
日本語にすると“分散型自律組織”というなんだか小難しい響きのDAOですが、世界のあり方を大きく変えるのではないかということで、近年注目を集めているワード・考え方です。
そんなDAOの世界で今夏、最注目とも言える組織が誕生いたしました。
その名も『MZDAO(エムズィーダオ)』。
有限会社スタート・トゥデイ(現・株式会社ZOZO)の創業者である前澤友作さん(以下MZ:読みエムズィー)が立ち上げた、初期メンバーのみで約22万人にも上る超巨大コミュニティです。
筆者自身「なんか面白そう」という単純な理由で参加して約2ヶ月、MZDAOとしての大きな動きが始まるのはまさにこれからではあるものの、現時点でも色々な魅力を感じることができております。
▸ MZDAOに参加する
というわけで今回は、そもそもDAOやMZDAOってなに?というところを簡単に解説してから、MZDAOの初期メンバーである筆者が、公式として掲げているメリットや特典以外に、メンバー視点で感じられる10のメリット・魅力をご紹介したいと思います。
あくまで現段階で、という感じなのでまだまだメリットは増えていくかもしれませんが(当然減ることもありえますが)、10月2日(日)よりメンバー募集を再開して次の大きなフェーズに映っていく段階となりますので、是非最後までご覧いただければ幸甚です。
※一部「こうなっていくのでは」といった筆者の推測を含んだり、DAO的な良さとは異なるものも含みますのでご了承ください。
目次
そもそもDAOとは何なのでしょうか。
Decentralized Autonomous Organizationの頭文字を取ったDAOは、先述の通り日本語にすると“分散型自律組織”という意味。
分散型…と言われてピンとくる方は少ないと思いますのでザックリ言いますと、一般的な会社のように組織の代表など=中央集権的な権力者を持たず、集まった人たちみんなが主体者となって、それぞれできることやって、プロジェクトへの貢献度合いによってうまいこと利益を分配しましょうや、という在り方の組織です。
現在の資本主義社会では、富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる、いわゆるマタイの法則で格差は広がるばかり。
経済格差を是正できる、つまり本来あるべき社会の姿になるのではないか、ということで注目されているのがDAOなのです。
MZは、そういった現在の資本社会のバグとも言える構造に対する危機感から、MZDAOを始めました。
どのような組織なのかを簡単にご紹介いたしますと、MZDAOとはMZが立ち上げた「みんなで参加して、みんなで育てて、みんなで儲けよう」がコンセプトの組織・コミュニティです。
このコンセプトは、言い換えると「なんか現状でかい企業に頼りっきりの世の中になってるけど、自分たちでできることは自分たちでやった方が幸せになるんじゃない?」ということ。攻めでもあり、守りの考え方とも言えます。
今のところMZDAO内でロゴについての解説はされておりませんが、このドーナツのロゴには、従来の会社でよくあるトップダウン式=ピラミッド型ではなく、DAOの考え方であるドーナツ型、輪になって1つのプロジェクトを成功させる、という想いが込められているものと推察いたします。(違ったらごめんね)
またMZDAO自体は会社というわけではなくあくまでコミュニティで、これから会社の立ち上げが始まります。
便宜上“会社”という言葉を用いましたが、立ち上げる組織が株式会社となるのか、NPO法人(特定非営利活動法人)となるのか、サークルのようなものになるのか現段階では未定。
では今後具体的にどういったことをするのかというと、始動からまだ2ヶ月くらいでメンバーから集まった事業提案を絞り込んでいる段階ということもあり、こちらも未定。
ですが、事業提案数16,648件という衝撃的な数の中から百戦錬磨のMZがガチで目を通して、ドデカクなりそうなものをピックアップする(その後メンバー投票をします)ので、うまく行こうが行くまいが、面白いことになりそうなのは間違いありません。
さらにMZDAOは、メンバー数を年内に100万人にすることを目標に掲げています。つまり、日本の人口でいうと約125人に1人が登録する計算です。
この数字もムーブメントを生み出しやすくするための根拠のある数字ですが、コミュニティ内で触れられているため割愛します。
今のところMZが出す記事(現状2日に1件ほどの超ハイペース)を「ふむふむ」と読んだり、アンケートに答えたりといった感じで、従来型のトップダウン方式・中央集権的な形式になっていますが、メンバー募集が再開され、事業内容が決まっていくまさに今から、DAOらしさを発揮し、オモロくなっていきそうなコミュニティがMZDAOなのです。
さて、DAOやMZDAOについてある程度ご理解いただいたところで、いよいよメンバー視点での参加するメリットや魅力について触れてまいります!
とりあえずわかりやすいところで言うとここですかね。
筆者はWEB制作や当ブログを運営していたりするので、新しい技術や考え方に比較的触れやすい環境にありますが、それでも恥ずかしながら「聞いたことはあるけどよくわかっていない」ということが多くあります。
それこそDAOについてもそうですが、「なんかあんまり深く知ろうとしていなかったけど、深く知ったらすごく人生が豊かになりそうなものだった!」ということも実は多いのです。
あくまで筆者目線ですが、MZは根本的に「どうしたらみんなが豊かになるか」というのを考えている変わったお金持ち(言い方)なので、教えてくれる言葉や知識を深堀りすると自分の人生や仕事においてもプラスになりそうだと感じることが少なくありません。
“豊か”というと抽象的で、悪徳宗教とかマルチ商法みたいな胡散臭いニオイもしちゃうかもしれませんが、筆者は純粋に勉強になっていることが多いです。
DAOのトップダウン式からの脱却的なところとは正反対のような話をしますが、個人的に筆者が一番の魅力だと感じていることなのでありのままにお伝えします。
若い内、特に10代〜20代前半くらいのまだ価値観が固まり切る前に、トップ経営者や成功している方の思考や行動(成功という言葉があまり好きではないのですが、便宜的に用います)に多く触れておくというのは、その後の人生においてとても重要な役割を果たすと筆者は思っています。
特定の1人だけに傾倒するとそれはそれで考え方が偏ってしまうリスクがありますが、複数人の思考や理念、人生哲学のようなものに触れてみると、遠い世界の人だと思っていた人たちと、「ここは私と近いかも」と思いがけずリンクすることがあります。
さらに、突き詰めると、例えば「行動せよ」だったり、実はみんなシンプルかつ同じことを言っていたりもします。
思考だけでなく取捨選択やスピード感を含めた行動も重要で、例えばMZはMZDAO内で提案した内容を急遽変更したり、メンバーから意見を頻繁に募ります。反対に頑(がん)として意見を曲げないこともあります。
それが良いかどうかは置いておいて、「なるほどトップの経営者ってこういう時にこういうことをする(人もいる)んだ」と知っておくことはとても重要です。
なぜなら成功者の思考や行動を知っていると、要するに同じような場面に遭遇した際、自分が何をすべきか明確になる場合があるからです。
あるいは迷ったときに背中を押してくれる、と言ったほうが響く方もいらっしゃるでしょうか。
筆者の場合20代後半になってから他者の思考・行動に触れだしたので、「これ間違っていたんだな、これは間違っていなかったんだな」と半ば答え合わせのような感じになってしまいましたが、10代くらいから気づけていたらもう少し楽に、ショートカットできたこともあったかなとも思っていて。
人生いつからでも遅くないし、無駄なことなんかひとつもねぇ!と思っているタイプですが、やっぱり若いと有利ですし、「私の人生にはこれが大事」という価値観が固まりきったり、守るべきものができると、わかっていてもなかなか行動できなくなったりするんですよね。
というわけで若い方ならより、という感じですが、日本のトップ経営者MZの思考や行動に触れられる、というのはかなり大きな魅力の1つです。
※ただし未成年が参加する場合、親御さんなど法定代理人の同意が必要です。
前項とやや通じますが、日本のトップ経営者MZの経営方法や組織の動かし方を間近で見ることができます。
経営というと「私には関係ない」となる方も多いかもしれませんが、仕事や家庭で人に何かをお願いする場面というのは誰しもあるはず。
現在約22万人、目標100万人ということで、家族に何かをしてもらうのとは規模は違えど、通ずる部分は必ずあります。
あるいはMZ視点に立って、「100万人の意見が割れた時、自分ならどうするか」とロールプレイングしてみるのも面白いかもしれません。
これも実は超大きな魅力の1つなのですが、なんとなくトップの起業家って、超人的で、自分たちとは全然違う世界の人、というイメージがありませんか?
もちろんMZもMZDAOを代表するように、超人的な発想だったり、行動力だったりを持ってらっしゃるのは間違いないのですが、そういった部分以外の、人間味溢れる部分もたくさん目撃できます。
22万人もメンバーがいると、当然意見が満場一致となることは難しく反対意見も出るわけですが、それでも考え抜いて出した提案に否定的な意見が出ると、結構凹んだりイラッとするじゃないですか。
MZもそこはみんなと同じで、「たぶんイラッとしているな」と感じることがちょこちょこあります(笑)
と思えば、子供のようにワクワクと目を輝かせているであろう記事を出すこともあります。
そういうと皮肉のように捉えられそうですが、皮肉でもなんでもなく、この喜怒哀楽がわかりやすいというのも、わりと筆者やみなさんにとって、重要なことだと思うのです。
ひとつは、ZOZOTOWNを作ったようなすごい人も僕たちと同じ人間なんだ、遠い世界の話ではないんだ、と感じられると、物事が一気に“自分ごと”になるんですよね。
もうひとつは、MZDAOが大きなプロジェクトを成功させたとして、MZがめっちゃクールだったらイヤじゃないですか?
形式張って、「みなさまのお陰で成功しました。ありがとうございます、報酬はいくらです。」とか言われたら冷めません?
MZにお会いしたこともないのに何がわかるんだという話でもあるのですが、MZの記事を読む限り、MZはめっちゃ喜ぶし、凹んでくれる=メンバーと苦楽を共にしてくれる気がしていて。
だからこそ楽しそうですし、いちメンバーが「なんか俺にできることないか?!」と思えるわけで、こうして筆者ができること=記事を書いているわけです。
毎記事、MZの投稿する記事には数千、数万件というとんでもない数のコメントがメンバーから寄せられますが、それをMZ本人が読んでくれる、場合によっては返信までしてくれる可能性があります。(記事と関係のないコメントは推奨しませんが)
自分の意見が届いて、最終的には100万人のメンバー、もっと言えばプロジェクトを通して日本中・世界中に影響するかも、と思うと夢がありませんか?
学生さんでも参加しやすい、月額税込500円(2022年10月現在)という金額も魅力の1つと言えるでしょう。
ワンコインとはいえ500円って大きなお金だとは思いますし、学生時代の自分だったら出せたかなぁというと、正直わかりません。
が、ビジネスマン・経営者視点で見ると破格の料金設定です。
魅力を感じなければ退会もできますので、親御さんやパートナーなど、お金を出してくれる立場の方にMZDAOの魅力・価値を伝えて、「とりあえず1ヶ月だけ参加させて」と交渉してみても良いかもしれません。
これは公式として打ち出されているメリットですが、大きなメリットなので触れておきますと、プロジェクトに参加したり協力することで、払った参加費以上の報酬がもらえる可能性があります。
この辺りの支払い方法はまだ未確定ですが、トークン(暗号資産・仮想通貨)、ストックオプション(自社株を所有する権利の付与)、配当(利益の還元)あたりになる見込みです。
※配当となる場合も、会員数の多さゆえ、あるいはMZの目指す未来像ゆえ、恐らく現金でのやり取り・振り込みはないものと思われます。
色々勉強になって、ワクワクできて、しかも報酬ももらえる可能性があるというお得感。冷静に考えてもエグいです。
現在自分が何者かわからず、モヤモヤしている方、いらっしゃいませんか?
実は筆者も会社をやっていながら、自分の使命がどこにあるのか未だに模索中です。
そんな私やあなたも、自分の能力や才能をMZDAOで発揮できるかもしれません。
MZはメンバー全員をできるだけ置いてけぼりにせず、何か貢献できることがないかを探しています。
MZDAO内でも「こういうことができる人〜!」という提案や募集がちょこちょこあるので、今自分の才能に気付いていなくても、「これなら自分でもできるかも!」といった気づきが生まれるかもしれません。
MZDAOには、基本的にどなたでも、世界中のどこからでも参加が可能です。
※ただし、未成年者の場合は法定代理人の同意、成年被後見人、被保佐人又は被補助者のいずれかの場合は、後見人、保佐人又は補助人の同意が必要です。
今のところ多言語対応というわけでないので、日本語圏以外の方の参加は現実的ではないかもしれませんが、年内目標メンバー数100万人という数字を考えると、今後そういった言語の垣根を超えていく可能性も充分あると思っています。
MZDAOでは、目標である100万人の会員で、営業利益100億円以上となる大規模事業を目指しています。
100億円クラスとなると、上場企業となる可能性もなくはありません。
上場自体はまぁ世界を変えるための手段でしかありませんが、そこを抜きにしてもその規模ともなると、人々の生活や人生、広く言えば世界が変わるかもしれません。
筆者含め、その規模のプロジェクトを立ち上げ時から間近で見られる人はそう多くないはずなので、貴重な経験となりそうです。
最後に一応デメリットもお伝えしておきますと、現段階では収益という観点でいうと「プラスになるかも」というレベルで、今後どうなるか全くわかりません。
変な話、最初の事業だけうまくいってちょっとプラスになったけど、そこから先はうまくいかずに月額だけかかり続ける…なんてことも全然ありえます。
▸ MZDAOに参加する
私自身は事業としてうまく行かなかったとしても、それはそれでうまく行かなかった理由が勉強できるし、ここまでお話した沢山のメリットがあるので全く問題ありませんが、「とにかく報酬を得たいんだ!」という方にはオススメできないかもしれません。
ですがどうでしょう、報酬を除いても、MZDAOには充分すぎるほどの魅力や夢が詰まっていませんでしたか?
少しでも興味を持っていただけた方は、是非MZDAOを覗いていただければと思います。
それではまた!
執筆・撮影:端希(はしき/Twitter・Instagram)