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2022年03月09日 16:15
こんにちは、ENGI MAG編集部フランス在住ライターのゆうきです。
自粛生活がはじまってからしばらく経ちますが、みなさんはおうち時間、どのようにお過ごしですか?
私はすっかり、ボードゲームにハマってしまいました!
ボードゲームをやるのは小学生以来…な私でも遊べる、簡単なゲームが結構あるんですよ♪
今回はそんな簡単にできるボードゲームの中から、カードをつなげて金塊をゲットしていくゲーム『お邪魔者3 対決 (Saboteur 3: Duel)』をご紹介いたします!
このゲームのオススメポイントは、なんと言っても1~2人用のゲームという点。
カップルや、お子さまと一緒に楽しめます♪
それでは早速、ご紹介していきます!
目次
『お邪魔者』シリーズは、『お邪魔者1』『お邪魔者2』が既に発売されているドイツ発祥の人気ゲームです!
1と2は大人数向け、今回ご紹介する『お邪魔者3』は少人数向けのゲームとなっています。
ゲームの箱の中には、以下のものが入っています。
①通路カード34枚+アクションカード18枚 ⇒ 以後シルバーカードとします
※パッケージ記載の内容物には「通路カード36枚」となっていますが、この記事では③のスタートカード2枚は別にしているため、34枚と表記しています
②ゴールドカード 18枚
③スタートカード 2枚
④ドワーフカード 2枚
⑤ドワーフカウンター 8枚
⑥鍵チップ 2枚
⑦立脚付ドワーフ 2体
上記の他に、説明書も入っています。
それでは続いて、ゲームの準備について説明していきます。
まず、シルバーカードをシャッフルします。ゴールドカードも別にシャッフルしておきます。
プレイヤーごとに使用する色(青か緑)を決め、その色のドワーフカードを自分の前に置きましょう。ドワーフカードの代わりに立脚付ドワーフを置いてもOKです◎
続いて、説明書の図を参考に、はしごが描かれているスタートカードと、先ほどシャッフルしたゴールドカードを配置します。
実際に並べてみると以下のような感じです。
結構場所を取るので、大きめのテーブルなどでプレイするのがベターです!
また、ゴールドカードはカードの向きがプレイに影響しますので、説明書や上記写真を参考に、必ず向きを揃えましょう。
シルバーカードは各プレイヤーに6枚ずつ手札として配ります。残りは山札として場に設置してください。
これで準備完了。
続いてお待ちかね、ルールを説明していきます!
このゲームは、ドワーフとなって坑道を掘り進め、時には相手の邪魔をしながら、より多くの金塊を集めることが目的のゲームです。
3ラウンド制で、3ラウンドで獲得した金塊の多いプレイヤーが勝者となります。
ゲームをはじめるに当たって、まず親を決めます。
親を決めたら早速ゲームスタートです!
手番(自分の番)では、以下4つのアクションのうち1つを実行します。
①通路カードの設置
②アクションカードの使用
③手札2枚を捨ててお邪魔カード1枚を除去
④手札を1~2枚捨ててパス
内容を細かく説明していきます。
自分の色のスタートカードから通路がつながるように、通路カードを設置します。
設置後は、山札よりカードを1枚手札に補充します。
つながった通路に金塊がある場合、その金塊をゲットすることができます。
金塊の所有を示すために、金塊の上に自分の色のドワーフカウンターを置きましょう。
ゴールドカードの隣まで通路カードが設置できたら、ゴールドカードを表にします。
坑道がつながったゴールドカードに金塊がある場合、その金塊を獲得することができます。
上記写真の場合だと残念ながら行き止まり。運次第なので、外れのことも結構あります。
アクションカードを使用します。相手に使う場合には、相手の前にカードを置きましょう。
使用後、山札よりカードを1枚手札に補充します。
手札を2枚捨てることで、相手に使用されたお邪魔カードを1枚取り除くことができます。
取り除いた後、山札よりカードを1枚手札に補充します。
捨てた手札の枚数分、山札よりカードを手札に補充します。
山札がなくなったら、以降は手札だけでゲームを続けます。
以下の条件を満たすと、ラウンド終了となります。
各ラウンド終了時に、自分が獲得した金塊が描かれている通路カード・ゴールドカードを回収します。
これらのカードはゲーム終了時まで所有したまま、手元に置いておきます。
場に出ている残りの通路カードはすべてシャッフルして、次のラウンドの山札として使用します。
場のゴールドカードについてはそのまま次のラウンドでも使用します。欠けている部分のカードを6枚になるまで補充し、次のラウンドに備えます。
3ラウンド終了後、獲得した金塊の数を数え、より多いプレイヤーが勝者となります。
さて、基本のルールが分かったところで、最後にカードの説明をしていきます。
各カードの特徴を理解して、ゲームの勝利に役立てましょう!
通路をつなげていく際に使用するカードです。
通路カードには、通路のみが描かれている通常のカードと、以下の特徴を持ったカードがあります。
緑、もしくは青のドアが描かれています。自分の色のドアであればそのまま通過が可能、相手の色のドアは、通過できません。
通過したい場合には、鍵カード(後述)の使用が必要となります。
スタートカードのはしごとつながるカードです。
つまり、このカードを設置した場所を、新たなスタート地点としてみなすことができます。
ただし、ゴールドカードや金塊が描かれているカードの隣には設置できないので注意しましょう。
トロールが描かれているカードです。
トロールがふさいでいる道を通りたい場合、すでにこのラウンドで確保している金塊に置いてある自分のドワーフカウンターをチップとしてトロールに渡すことで、通過が可能となります。
一度チップが支払われたトロールの道は、以後誰でも通ることが可能です。
金塊が描かれているカードです。自分の色のスタートカードより、坑道がつながると取得することができます。
先述の通り、取得した金塊にはドワーフカウンターを置きましょう。
相手の行動を邪魔したり、伏せてあるカードの内容を確認したりする際に使用します。
アクションカードには以下の4種類のカードがあります。
このゲームのタイトルにもなっている、相手の行動を邪魔する目的で使うカードです。
このカードを相手に使用されたプレイヤーは、通路カードの設置ができなくなります。
カードに描かれている絵柄と同じタイプの解除カードを使用する、もしくは手札カード2枚を捨てることで、お邪魔カードを取り除くことができます。
相手の色のドアを通過する時に必要なカードです。
通過後には通過した証として、鍵チップを置きましょう。
スタートカード、ゴールドカード、金塊がある通路、トロールがいる通路以外のカードを1枚取り除けます。
場に出ているゴールドカード1枚の内容を、確認することができます。
以上、『お邪魔者3 対決 (Saboteur 3: Duel)』をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
相手の邪魔をしながら金塊を集めて行くゲーム、邪魔し合いが結構面白いですよ!
ちなみに、こちらのゲームはソロプレイも可能となっています。
気になる方は、ぜひプレイしてみてくださいね♪
執筆・撮影:ゆうき